ファイターシリーズは2008年より牛木匡憲により発表されてきたキャラクタードローイングシリーズです。(初期はカイジンシリーズと呼ばれていた)
このシリーズは作者が幼少期に見てきた「プロレスアニメ」や「特撮ドラマ」や多くの「男児向けの玩具」のどこか懐かしい表現をベースに、よりファッション的アプローチでカラフルに描かれたレスラーやロボット、宇宙人や騎士、ヒーローやヴィランなどを指します。
2025年4月にはパリで、10月には香港で個展を開催。
日本( ZAIZIN)とフランス(Fighters)で画集が出版されています。
[幼少期:1883~]
作者が思い出せる記憶の中で最も最初に描いたキャラクターはアニメ『キン肉マン(1983~)』の中で出てくる「ウォーズマン」というキャラクターでした。3歳上の兄からキン肉マンの多くのキャラクターの描き方を教わったことを覚えています。(当時新潟の田舎での放送は東京よりも1~2年は遅かったはずなので、私が4,5歳のときと思います。)
作者は商店街に育ち父親はファンシーショップを経営していて、家の迎えは街に一軒しかない玩具屋さんだった。本当にたくさんのプラモデル、アクションフィギュア、メンコ、カード、カプセルトイに囲まれて幼少期を過ごした。特に身体が弱く入院しがちだったためか病室でプラモデルなどをたくさん買ってもらい作った記憶が鮮明。特に好きだったのがガンダムと聖闘士星矢とメタル刑事ものの玩具だった。
[スポーツ:1888~]
身体が弱かったため、たくさんのスポーツを経験させられた。特に小学2年生から6年生までやっていた剣道クラブ。3年生から6年生までやっていたアルペンスキークラブ。これらは体を守る防具やグローブやゴーグル、竹刀やストックやスキー板といった道具、そしてカラフルなスキーウェアなどが潜在意識としてこのファイターシリーズに影響を与えると言える。
[年賀状:~2000]
作者のキン肉マンへの熱意はその後も年賀状という形で大学入学するまで続いた。年に一度キン肉マンのキャラクターを年賀状に描くという、いつも自分の原点という意識をもっていたのだろう。
[文具メーカー:2004]
そしてその後新卒で就職(2004)した文具メーカーで『NARUTO-ナルト-』のキャラクターグッズのプロデュース担当となり、NARUTOのキャラクター作画をアニメ作画監督に頼むにあたりポーズの研究&実際発注時ラフスケッチ作成を経験した時に、このファイターシリーズは生まれたのである。
[初のお仕事:2014]
NHK Eテレ 『シャキーン!』という番組の中で2年間ファイターシリーズのキャラクターが起用された。
[グッズ化:2019]
メディコムトイよりFABRICKが発売
[書籍化:2024]
最初の画集『KAIZIN』発売
[展覧会:2025]
2冊目の画集『Fighters』発売。
4月パリにて個展開催。10月香港にて個展開催。
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